個人的に最も便利でメリットがあると思うクレジットカードの組み合わせ(利便性とシンプルさ重視)

買い物

クレジットカードは沼です。ポイント還元率や付帯保険、食事や空港の特典など、決済機能に付帯する様々な特典が付与されて複雑化しており、さらに見た目のカッコよさまでなんとなく選定基準に入るとなると、もはや普遍的な最適解を見出すのはほぼ困難です。

しかし、管理が面倒くさいので、クレジットカードを多数発行するようなことはできれば避けたいところです。とりあえず気になるものは全部作っちゃえというのは良いアプローチではありません。信用情報の観点からも望ましくはないでしょう。

最適解を見出すのが困難なのであれば、他の人が何のクレジットカードを使っているかをとりあえず聞いてみて、良さそうだったら自分も使うくらいが丁度よいです。実際のところ、一般的なクレジットカードの還元率の水準を考えると、沼に嵌ってまで追求するほどのお得さというのはクレジットカードには正直ないと思っています。良さそうなものでサクッと決めてしまうのが効率的です。

というわけで、クレジットカードの沼に嵌りかけた私が、最終的にいま使っているものをご参考までに紹介いたします。

ビックカメラSuicaカード

まず取り上げるべきは、ビックカメラSuicaカードです。このカードは、私の日常生活圏内におけるほとんどの決済を担っており、私にとって最も重要なクレジットカードです。

ビックカメラSuicaカード:ビューカード
ビックカメラ・コジマ・ソフマップでのお買い物もSuicaの利用も、おトクに便利に!ビックポイントをおトクに貯められる「ビックカメラSuicaカード」。初年度年会費無料!Suicaを便利に使えるクレジットカードなら、JR東日本グループのビューカード。

ビックカメラSuicaカードには、一応、年524円の年会費が設定されています。しかし、年1回のクレジット利用で年会費が無料となります。つまり実質無料と言っていいでしょう。

そして、このビックカメラSuicaカードはJR東日本のVIEWカードの一種です。すなわち、モバイルSuicaのオートチャージが利用可能です。年会費が実質無料でモバイルSuicaのオートチャージが利用できるクレジットカードは、私が知る限りこのビックカメラSuicaカードしかありません。

ポイント還元率や付帯保険などよりも、まず、こうした「他のクレジットカードではできない機能」が何よりも重要な評価ポイントです。

通勤等でSuicaを利用する方はもちろん、そうでなくとも、Suicaを含む交通系ICカードは決済手段として極めて優秀です。ほとんど何処の店舗でも使えます。そして、ビックカメラSuicaカードからモバイルSuicaへのチャージには常に1.5%のJREポイントが還元されます。

一般的なクレジットカードの還元率が0.5%~1.0%程度であることを考えると、チャージに対して常に1.5%のポイント還元は非常に有利です。もう何も考えずにこれに統一しても良いと思います。そして、JREポイントはそのままのレートでモバイルSuicaの残高に変換できます。つまり、電子決済を採用している店舗でならほぼどこでも無駄なく使えるということです。

正直、ビックカメラを利用するかどうかは殆ど重要ではありません。ビックカメラSuicaカードの肝は、実質年会費無料でモバイルSuicaオートチャージ可能なVIEWカードが利用でき、さらにそのチャージのポイント還元が1.5%であるということです。極めて利便性が高く、JREポイントがガンガン貯まります。

Amazonマスターカード

さて、上記の通り、すべての電子決済はビックカメラSuicaカードからチャージされたモバイルSuica支払いに統一してしまいたいところですが、モバイルSuicaによる支払にはひとつできないことがあります。それが、ネットショッピングなどのネット決済です。

ビックカメラSuicaカードは、クレジットカードとして直接使用した場合の還元率は1%相当で、しかもそれはビックポイント0.5%+JREポイント0.5%という貯まり方をするので、少々使い勝手が悪いです。そのため、ネットショッピングについてはそれ用のカードを別途利用するのがベターでしょう。

私は、ネット決済全般についてはAmazonマスターカードを使用しています。

Amazon.co.jp: Amazon Mastercard(アマゾンマスターカード): ファイナンス
ファイナンス の優れたセレクションからオンラインショッピング。

それほど特筆するべき特徴があるわけではありませんが、ポイントはAmazonポイントとして還元されます。通常のショッピングでは1.0%還元、Amazonでのショッピングでは1.5%~2.0%(通常会員1.5%、プライム会員2.0%)です。悪くない還元率です。

なにより、ネットショッピング用の決済手段として選ぶならば、ECサイトの雄であるAmazonで最大還元が得られるクレジットカードを利用するのは理にかなっているように思います。

ちなみにAmazonマスターカードはベースが三井住友カードとなっていますので、VPASSアプリで管理することができます。

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