女性が幸せになるために必要なこと

私には娘がいます。

超かわいい。

まぁそれはいいとして。

父親の立場からすると、男の子の人生のあり方はなんとなく分かる訳ですが、女の子の幸せの求め方については、特に今の時代、なにが正しいのか判断するのは難しいですよね。

女子の人生、めっちゃ複雑、って気がします。

勉強を頑張ればいいのか、経済力を身につけるべきなのか。あるいは昔ながらの料理裁縫云々に注力して女子力を高めるのが結局有利なのか、はたまた容姿と愛嬌で端から全てが決まってしまうのか。

結婚、出産が女の幸せ? それもまぁひとつの選択肢ではありますよね。

結局、選択肢が多いのと、実証されたロールモデルがまだいまいち確立されていないので、親として何を与えることが娘の幸せにつながるのか、確信が持てないということだと思います。

その分、可能性が開かれているとも言えるんですけど、やっぱり何か拠り所がほしい。

そもそも親にできることなんか限られている?

それはまぁ、そうだと思います。親の心子知らず、子供は自分で勝手に成長していきます。

とはいっても、特に幼少期は、なんだかんだいって、親が与える環境が人格形成に大きな影響を与えるわけです。

ピアノというものの存在を知らない子がピアノを弾きたがる訳はなく、親が機会を与えて初めて、本人が興味のあるなしを判断するわけです。

だいたい3歳くらいになると、子供も色々なことができるようになります。これくらいの時期に、親が何を子供に体験させるかで、子供の可能性が大きく左右されることは間違いないでしょう。

じゃあ、我が子には何をおすすめしてみましょうか。

いわゆる狭義の教育

分かりやすいのは、お勉強です。未就学の時期から、ひらがなや数字、英会話などをやらせて、周りの子に差をつける教育方針が考えられます。

子供自身が前向きになれれば、これは良さそうに思えます。ただまぁ、この手のスタートダッシュは、学校に入ったら容易に逆転されることも多い印象はありますけど、やらないよりは確実にマシでしょう。

正直、男の子だったら疑いようなく「アリ」と考えると思います。勉強ができて学歴を得ることは、賛否があれど、この社会を生きていく上で確実に有利に働くからです。

では、女の子の場合は?

建前からすれば、男女平等ですから女の子の場合だって何ら差はありません。

でも、受験競争は正直大変です。相応のメリットがなければ、あんなものやってられません。

猛勉強をして高学歴を獲得すると、男の子は確実に得をします。だから、多少苦しくたってやるだけの価値はあります。

では、女の子はどうでしょうか?

幼少期から勉強に励んで、受験競争を勝ち抜いて、将来、出産や子育ての負担と両立しながら、フルタイムで仕事をするのが幸せでしょうか?

楽しくて自由で輝かしいはずの学生時代に、我慢と忍耐を重ねてまで、手に入れたい未来なんですかねそれ?

もし、私に女の子としての2度目の人生があったとしたら、はたしてその道を選ぶんでしょうか?

選ぶのかなー、やっぱ。経済力は最大のリスクヘッジですもんね。自立して社会を生きていくためには男女問わず必要ですよね、勉強って。

勉強ができることで、自己肯定感や自信を育むことができればそれも大切。

しっかりとした論理的思考力を身に着けてくれれば、子供自身が自立して物事を判断してくれますもんね。私よりも賢く人生を切り開いてくれるかもしれないですもんね。

やっぱ、教育は大事ですよね。

結婚・出産

結婚は、幸せにつながる場合もありますし、そうでない場合もあります。

よいパートナーが見つかれば良いですけど、そういうご縁がないうちは、無理に結婚をしようとしても幸せにはつながらないでしょう。

親としては、娘には良い相手と結婚して、子供を産んで幸せになってほしい、とか、孫の顔を見たい、とか思ったりするでしょうけど、それは別問題。

でも、結婚したいと感じたときに、相手を捕まえられる魅力そのものは持っていたほうが、これも自信につながります。

クラシックな家事スキルは、お家でのお手伝いなどを通してできるようになっていた方が、やっぱり良い。

女子力。

男女平等の観点からは怒られそうですけど、やっぱり女性としての魅力や技術は持っていたほうが有利です。それはこの社会における紛れもない事実。

したたかに、使える「女子」の部分は使って、伝統的な女性の幸せも望めば手に入れられるように磨いておくことも大切でしょう。

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