漫画『ヒマチの嬢王』の感想レビュー【ネタバレ少なめ】

娯楽

主人公最強系の漫画は楽しいですよね。気分爽快な俺TUEEE! を物語の中で疑似体験できます。

今回ご紹介する漫画も、ある意味でその一種です。

ですが、題材がひと味違います。舞台はキャバクラです。キャバクラ経営です。

経営の話なので、ビジネスにも役立つ含蓄にあふれています。

ヒマチの嬢王の概要

  • ジャンル︰ビジネス・経営
  • 作者︰茅原クレセ
  • 出版社︰小学館
  • 電子書籍︰Kindle版あり(試し読み可)

ジャンルはあえての「ビジネス・経営」。実際、これが一番しっくりきます。

あらすじ

元No.1キャバ嬢がシャッター街を変える

ここは鳥取県米子市朝日町。
都会の喧噪に嫌気がさし、実家でグウタラ生活を送る歌舞伎町“元”NO.1キャバ嬢・アヤネ。

母の一喝により、実家の「スナック」をしぶしぶ手伝うことになるが、流石は元No.1。
圧倒的な活躍を見せ、店内は飲めや歌えの大騒ぎ。
そんな中、元彼を名乗る同級生ジュンが現れて…

「夜の街」での二人の出会いは、朝日町を、米子市を、ひいては鳥取全体を活性化させる事になる。

つまりキャバクラ激戦区の歌舞伎町でレベル上げまくったチート気味の元最強キャバ嬢が、過疎化のすすむ鳥取県の実家の町に戻ってブイブイいわせるお話です。

ちなみに、舞台となる鳥取県米子市朝日町は実在する市町村であり、夜の歓楽街です。

そしてこの米子市朝日町(あさひまち)の通称が、タイトルにもある「ヒマチ」というわけです。

感想・レビュー

強くてニューゲーム的なお話です。私は基本的にそういう話は好きです。だって読んでいて気持ちが良いですもん。

キャバクラ経営というニッチなテーマを攻めていますが、その分野に縁がなくても十分に楽しめます。

お店経営のなんたるかが、軽快なタッチの漫画で学べます。ある意味で究極の「接客業」ですからね。個人の実力でお金を稼ぐ戦いですね。

ちなみに舞台となる鳥取は作者の地元だそうです。漫画の内容は過疎化地域の町おこしの要素がありますが、この漫画自体も米子市のPRに繋がるのか……? (題材がキャバクラだが……)

ちなみに鳥取県は、あのスターバックスが最後の最後まで出店をしなかった都道府県として有名です。

こんな人におすすめ

  • 俺TUEEEが好きな人
  • 経営に興味がある人
  • 水商売の裏側を覗いてみたい人

社会勉強になります。

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