私がおすすめする名作アニメ! 人生におけるTOP10を紹介したい

今回は、私がこれまで観てきたアニメの中で、最高の名作だと思う作品を独断と偏見で10点ほどセレクションしたいと思います。

改めてラインナップを見ると、私の趣向には随分と偏りがあることに気づきました。しかし、それも含めての私のトップ10です。

この中にひとつでも共感できる作品があれば、その他の作品についても試しに観てみると、もしかしたらお好みに合うものが見つかるかもしれませんね。

10位:日常

まずは「日常」です。

この作品は賛否両論あって、しかも結構否定的な意見の方が多いような気もするのですが、私はとても好きな作品です。

TV放送開始前に「0話」という形で先行試作版が作られたのですが、これが正直つまらなかった。私もつまらないと思った。ここで視聴者を結構取り逃したのではないかと思ったりしています。

しかし、実際に放送された本編のエピソードは、シュールなギャグとクオリティの高い作画によって、かなり高レベルの作品に仕上がっていたように思います。

いや、確かにエピソードによる当たり外れの振れ幅は大きいんですけどね。つまらない話はやっぱり結構つまらないです。

しかしながら、個性的なキャラクターとその独特の世界観にハマると、この作品の描く「日常」にかなり病みつきになります。それこそ、サザエさんの代わりに長期放送してくれないかなと思うほどに

「日常」というタイトルにも現れていますが、がっつり構えて視聴する作品ではありません。

作品の中で表現されている、統一感と脈絡に欠けた突拍子も無いエピソードと設定の数々を広い心で受け入れて楽しめるかどうかで、この作品に対する好き嫌いの評価は分かれることでしょう。

私はこの世界観が、とても好きです。

9位:まほろまてぃっく

次は「まほろまてぃっく」です。

超強力な戦闘用アンドロイドのまほろさんがメイドになって家にやってくるという、まぁ一昔前の典型的なアキバ系アニメのひとつですね。実際、その当時に放送されていた作品です。

しかしながら、今でも通用するハイクオリティな作画に加え、分かりやすくワクワクできる設定とストーリー展開は時間が経ってもあまり色褪せないものです。

(もしかすると、だいぶ思い出補正がかかっているかもしれませんが……)

ベタで古典的なラブコメ要素にSFを絡めたような物語展開ですが、「ちょっと昔の古臭いアニメ」で済ませておくにはもったいない作品かなと思ってます。

ちなみに制作会社は、エヴァンゲリオンで有名なガイナックス。しかし当時のガイナックスは、エヴァでもそうでしたが「広げた風呂敷をちゃんと畳まない」傾向にあり、半ば打ち切りのような適当さでストーリーを放り投げることがありました。

本作も、最終話付近は意味不明です。そして、そのせいで胸を張って「アニメ史に残る名作だ」とは断言できないところにこの作品の難しさがあります。

最終話のせいで名作になり損ねた作品はいくつかありますよね。私の中ではこれがその1つです。

でも、そこに至るまでは非常に面白いんですよ。

8位:ハートキャッチプリキュア

プリキュアを観る大きなお友だちは世の中に一定数存在します。本来少女向けのアニメをなぜ大人が観るのか? それは、大人が観ても面白いと思える部分があるからです。

実際、プリキュアのストーリー構成は、各放送においては一定のパターン(変身する、敵を倒す、など)を踏襲するルールになっておりワンパターンです。一方で、それ以外のサイドストーリーや日常描写など、細かいディテールのつくりはなかなか侮れません。

各々のキャラクターは単に物語の都合で配置されているのではなく、それぞれに独立した個性を持って生き生きと描かれています。

すなわち、登場人物たちは子供だましではないということです。アンパンマンやドラえもんとはわけが違います。

そのプリキュアの中でも、おそらく「ハートキャッチプリキュア」は頭ひとつ抜けて評価が高い作品ではないでしょうか。私も過去のプリキュアの中で、劇場版まで観たのはこの作品だけです。

絵柄はなかなか独特です。その分、キャラクターに個性がでていると言えるでしょう。

ベタな深夜アニメを観るよりも、よほど楽しめるはずです。

7位:咲

「咲」のストーリーを一言で表現するなら、超能力麻雀バトルアニメです。

インターハイを目指してしのぎを削る高校生の熱い戦いを描くスポーツ系要素を備えながら、一方で超能力バトルの様相を呈するエンタメ性も兼ね備えたアニメです。

しかし、そんなごちゃまぜ感の強い構成でありながら、ストーリーも設定も、全く破綻していないのは流石ですね。

視聴するにあたって、麻雀のルールを知っている必要性はまったくありません。麻雀を観るのではなくバトルを観るのです。私自身も、麻雀の役も点数もたいして知りません。

それでも楽しめるのは、この作品がエンターテインメントに徹しているからでしょう。次々と現れる強敵達との戦いはわくわくの連続です。

6位:君の名は

「君の名は」は、だいぶ広い層に支持された新海誠監督の映画作品ですね。代表作といって良いでしょう。

まず絵が非常に綺麗ですよね。そして演出が見事。それがやっぱり、他の作品と決定的に違うところですかね。

もちろん、ストーリーも面白いです。ただ、ズバ抜けて強烈なインパクトがあるかというとそこまでではなくて、かなりの部分が絵の綺麗さと演出の上手さによって割り増し評価されている気はします。

映像作品としてはアリです。まして映画ならなおさら。画の綺麗さは正義

男女が入れ替わるというキャッチーな設定も、なんだかとても惹かれるものがありますよね。

5位:天元突破グレンラガン

海外でもよく評価されている「グレンラガン」です。

少年がロボットに乗って戦うアニメですが、子供向けの感じは全くありません。「ロボットアニメを観て育った大人が本気で面白い作品を作ってみた」みたいな作品だと思っています。

やたらと「熱い」アニメだと言われます。まぁそれはそのとおりです。過剰なまでに熱さと勢いを演出しています。

しかし、この作品において最も心を揺さぶられるのは、音楽に載せた強烈な演出です。特に、11話と27話 (最終話) は過去に観たアニメの中でも最高レベルに心を揺さぶられます。

11話のヤマ場でかかる挿入曲の「Happily Ever After」はまじで鳥肌モノ。

しかし正直、私はこのアニメを勧められたとき、序盤がちょっと退屈だなぁと思って一度挫折した経験がありまして。

全27話なので、いくつかはつなぎの回みたいなものもあります。しかしそれを差し引いても、全体としての物語は素晴らしい出来で、回を追うごとに面白くなっていきます

この作品は、まとまった時間にがっつりと一気に観るのが一番楽しい視聴方法ではないかなと思います。

4位:魔法少女まどかマギカ

こちらも有名な「魔法少女まどか☆マギカ」です。最近はスマホゲームやパチンコでもよくコンテンツとして見るようになりました。

本作で特筆されるべきは、やはり、序盤の1話と2話において「ただの魔法少女アニメかな」と思わせたところからの衝撃の3話ですね。

実際、最初のキュウべぇとのコンタクトのシーンなどは、「魔法少女リリカルなのは」や「カードキャプターさくら」といったいわゆる「普通の」魔法少女アニメを彷彿とさせる展開で、これら過去作品の存在を前提とした既視感が、演出上のある種の仕掛けになっています。

そして、3話以降の展開はまさに怒涛で、常に先が気になる展開のオンパレードです。全12話ですが、11話までは息をつく暇もありません。

そして、最終話。私の中での「最終話のせいで名作になり損ねた作品」その2がこれです。というかむしろ、これが筆頭です。

11話までは、アニメとして間違いなく過去最高レベルの面白さです。最終話だけちょっとややこしいのですが。

シリーズ全体としてみれば、それでも十分に凄いアニメだったということができます。でも、もうちょっと12話が上手ければ文句なしの至高の名作になれたはず、という感じですね。

だから4位です。それでも、私の中で堂々の4位ランクインです。

まぁ、その後の話を描いた劇場版でいろいろとストーリーは補完されています。実際、劇場版も十分に面白いです。

もしかすると、あえてスッキリと落ち着いたエンディングを見せないところが、いまやこの作品の持ち味のひとつになっているかもしれませんね。

3位:とらドラ!

「とらドラ!」はライトノベル原作のラブコメです。

完全にこれは、キャラクターの魅力と作画のクオリティの高さで評価されているアニメではないかなと思います。

学園生活、恋愛モノ。主人公達には世界を救うための試練やミッションがあるわけではなく、描かれるのはどこにでもありそうな高校生の青春ストーリー。

おそらく、そんな身近な日常と高校生活を丁寧に描いているからこそ、観る人に共感を与えるのだと思います。

そういう意味では、人気アニメの「けいおん!」にも近い雰囲気かもしれません。まぁ「けいおん!」は高校生活の綺麗なところだけを切り取った感じですけど、本作はもう少し登場人物の本音がむき出しになるところがありますね。

登場人物はみんな人間的で魅力的です。高校生の人間ドラマですね。

2位:魔女の宅急便

みんな大好きジブリの名作です。

スタジオジブリには「千と千尋の神隠し」や「天空の城ラピュタ」のようなガチで重厚な世界観の作品もある中、この「魔女の宅急便」はどちらかといえば「薄味」な作品ですよね。

それが良いところ。だからこそ、スタジオジブリの数ある名作の中で、あえてこれを挙げたい。

上質なアニメーションを短時間で観たいとき、魔女の宅急便は最適です。ストーリーと雰囲気がのどかである分、気軽に何回でも観られます。

子供も好きですよね。しかし、大人があらためて見返してみても、やはりしっかり作り込まれた世界観と風景描写は心に響きます。

そして、松任谷由実の歌う主題歌が、あらためて聞くとすごーく良いんですよね。

色褪せない名作です。何回観ても良いものは良いですね。

1位:るろうに剣心OVA 追憶編

人気漫画の「るろうに剣心」を題材にしたOVA (Original Video Animation) 作品です。

テレビ放送版の全編のアニメとは異なり、剣心の若かりし頃の幕末のエピソードのみを取り出して描いた短編ですね。

基本的なストーリーは、原作の漫画に沿っています。

しかし、ヘタすると原作漫画の中でも一番面白いかもしれない部分を切り取ったともいえ、これ単体でひとつの幕末物語として成立しています。

おそらく、「るろうに剣心」の原作をみたことがなくても楽しめます。

さらに特筆すべきは、その演出です。原作漫画は元々はジャンプ連載ですので、少年漫画らしく必殺技名を叫んだりするわけですが、このアニメではそうした少年漫画的な演出が一切排除されています。

代わりに描かれているのは、混沌とした動乱の世に生きる若者の複雑な心情風景であり、そして刹那的なリアリティのある殺陣です。

あえて言うならば、スタイリッシュな時代劇とも言えるかもしれません。それをアニメでやりながらも、決して陳腐に見えない繊細な映像に昇華された作品です。

海外でも、TV放送版のアニメ以上に高い評価を得ています。

重いストーリーではありますが、間違いなく、アニメにおける傑作のひとつと言えるでしょう。