就職活動の採用面接における評価基準と「印象」の重要性

就職活動の選考には必ずといって良いほど面接があります。

これ、なんのためにやるのでしょうか。

年齢や経歴などの基礎情報や、学生時代の過ごし方、アピールポイントなどはすべてエントリーシートに書いてあります。

言語化できる情報は、面接をするまでもなく、すでに読めば分かる状態になっているのです。

それでも企業側が面接をやるのは、より深い「お話」を聞きたいという目的以上に、言語化しづらい「印象」を感じ取りたいと思っているからです。

態度や姿勢、言葉遣いなど、文章では見えない部分ですね。

文章で読むと凄く理路整然としていて説明力が高いようにみえても、実際に会ってみたら態度がひどく横柄で言葉遣いが悪い、とかだと、やっぱり企業風土によって合う合わないがででくるわけです。

そうした非言語情報こそ、面接における評価基準の肝なのです。

好印象を持たれることが全て

面接なんて、面接官との相性で結果が決まるようなところがありますから、だいたいは運次第と割り切ることが重要です。

ですが、成功確率を少しでもあげようと思ったら、次の2つの点について可能な限りパフォーマンスを高めておくのが良いと思います。

身だしなみと雰囲気を極限まで好印象に待っていく

人は見た目が9割とか言ったりしますが、やはり外から見た印象は大変重要ですね。

暗そうなイメージよりは爽やかな印象の方が良いですし、堅物な感じよりも愛嬌があった方が良いわけです。

これはもう理屈ではなく感覚的な問題ですね。そして、そうであるが故に根強い要因です。

人それぞれに性格や日頃の雰囲気などあるとは思うんですが、こと面接に関しては、爽やかさ、愛嬌、笑顔、など、好印象を持たれやすいイメージは意識的に押し出していった方が良いです。

面接で良い面を前面に出していく、という話の中では、自己PRや学生時代の経験みたいな部分で内容を「盛る」のはあまりオススメしていないんですけど、この印象に関わる部分は逆に全力で「盛っていく」くらいで良いと思います。

それだけ、印象って重要です。

しかも、心がけ次第で今からでも改善できるので、速攻性のある戦略としてもここは意識しておいた方が良いです。

会話が弾めば評価も弾む

面接において、面接官は色々な質問を投げかけてきますね。

こうした質問に対する回答の中から、学生さん達の性格や対人対応力を読み取ろうと試みているわけです。

このとき、学生さんの話す内容(強み弱みとか、学生時代のエピソードとか)に関して、面接官は頭から100%信用しているわけではありません。

どうしても、面接は売り込みですから誇張が多分に含まれてしまいますからね。

そんな中で面接官が重視しているのは、会話のレスポンスです。

用意してきた自己PRや志望動機をただスピーチして貰うのではなくて、質問と回答という双方向のやりとりの中でコミュニケーションの質を見極めている。

エピソードが本当に深い内容であれば、質問に対して小気味よく具体的な話がポンポンと出てくるはずですね。

このスムーズな対話が上手く行くと、面接官に好印象を与えることができるわけです。

事前準備を入念に

スムーズな会話とレスポンスを行うには、あらかじめ想定質問とその回答をまとめておいたり、事前のリサーチを徹底しておくことが重要です。

あらかじめ覚えてきた内容の暗唱みたいな形にしてしまうと、かえって不自然で逆効果ですから、あくまで事前に話題となる分野を整理しておいて、いつでも要点を思い出せるようにしておくのが良いでしょう。

たかだか1時間にも満たない時間の中で人の良し悪しを正確に見極めることなんて現実的に不可能ですから、結局はイメージの勝負になります。

そして、そのイメージ・印象を読み取ること自体が、実は面接における重要な目的のひとつとなっているのです。

採用面接の評価基準は一見あいまいにも感じられますが、そこには「会社に合わない雰囲気の人」を採用すべきではないという明確な企業側の目的があります。

よって、新卒採用の面接においては、身だしなみ等の印象と、小気味よい会話ができることを重視して面接の準備に取り組むことが、内定への近道になるなのではないかと思っています。