英語学習における「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能の優先順位について

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英語学習における「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」のそれぞれの能力は、一般的に英語の4技能と言われています。

これらをバランス良く向上させることの重要性が、英語学習においては強調されています。

とくに、読み書きだけならできるけど、会話が全然できないじゃん、という問題意識は結構よく聞く話ですよね。

でも、4技能を同時に伸ばすのってかなり大変

たしかに、英語を自在に使いこなすためには4技能はどれも必要なのですが、私は、学習段階において、これらの4技能をバランス良く均等に高めていくことは相当難しいことだと思っています。

なにしろ、それぞれの分野で勉強方法がまるで違いますし、そのそれぞれについて一定のレベルに達するまでには相当の時間がかかります。

その過程で、自分は全然英語が使えるようにならないというもどかしさを感じて、せっかくこれまで時間と労力をかけて勉強をしてきたにも関わらず、途中で心が折れてしまうようなことにもなりかねません。

勉強の優先順位を意識すべき

重要なのは、これらの4技能の中でも、優先順位があるということです。

まずは、よく使う技能から優先的に実用レベルまで伸ばしていくことによって、英語学習をライフワークにしていくことが重要だと考えます。

英語でできることを少しづつでも順番に増やしていく方が、勉強のモチベーションを維持するのに良いと思うわけです。

まずは読み書きを優先すべき

世の中では英会話が人気ですし、言葉は音から覚えるものだという原則論を唱える方もいらっしゃいます。

確かに、英語を流暢に話せるようになると、いかにも英語ができますというイメージを持たれやすいですよね。

しかし、こと英語学習の効率性からいって、まず身につけるべき能力は英語の読み書きの能力であると私は考えています。

なぜなら、今の世の中にはインターネットがあります。ネット環境さえあれば、いつでもどこでも簡単に世界中の情報にアクセスすることができるわけです。

このとき、唯一の障害となるのは言葉の壁です。インターネットにおいてこの壁はどのように乗り越えればよいのかというと、それは、読み書きの能力を高めることによって可能となるのです。

インターネット上の情報のほとんどは文字ベース

インターネット上の情報やコミュニケーションのほとんどは、文字ベースでやりとりがされています。

動画やPodcastの普及により、映像や音声による情報もネット上に増えてきてはいます。そうしたメディアベースの情報は今後も一層増えることが予想されます。

しかし、それでも、世界の情報の大部分はいまだ文章の形式で提供されているのです。それはこれからも変わることはないでしょう。

世界のインターネットにおいては、コミュニケーションもほとんどがメールやSNS、チャット等で行われているわけで、ここでも求められる能力は基本的には英語の読み書きです。

ビジネスの世界においても、海外との取引にあたっては、取引先との間で対面のミーティングを行う場面も当然あるにはあるでしょう。しかし、大部分の業務は、膨大な資料の読み込みとメール等による文字ベースのコミュニケーションがほとんどです。

よって、現実に活かすことのできる英語力を早期に身につけるためには、まず「読み(リーディング)」と「書き(ライティング)」の能力を伸ばすことが重要なのです。

そうすることで、実践に使える実用的な英語の能力から優先的に身につけていくことができるのです。

英会話能力の必要性は?

正直、読み書きができれば、とりあえずビジネスの世界でもそれだけでなんとかやっていけちゃう部分があると思います。

最悪、会話が必要になったら通訳をつければ良いわけですし。

でも、不自由なく外国人とコミュニケーションを取ろうと思ったら、やはり自分で英語を話せるようになっておく必要はありますよね。

特に、相手との信頼関係を築くべきビジネスの場面では、自分の言葉で自分の意見を話さなければなりません。

この場合、たどたどしい英語では、相手に自分の重要性を伝えづらいですから、少なくとも言いたいことをスラスラ言えるだけの英会話力をつけておく必要があります。

英会話力を伸ばすためには、実践に即した反復練習が不可欠で、この訓練を行うにあたってはオンライン英会話スクールの利用が大変おすすめです。

いずれにせよ、英語の勉強に取り掛かる上では、いまの自分に何か必要なのかをよく考えて学習計画を立てることが重要なのです。