インデックスファンドの投資信託で地道な資産形成を目指す投資戦略

index-fund

将来のために資産運用を始めたいと思っても、具体的に何をすればよいのか迷ってしまうことが多いですよね。

世の中には様々な投資商品があるため、かえって選択肢が多すぎると思います。

私も、株式やリート、FXなど色々やってきましたが、こういう物は運任せというか、ギャンブルに近い感覚になってしまい、資産運用という本来の趣旨を見失いがちになってしまうんですよね。

そんなわけで今回は、将来に向けて長期的に資産運用を行うにあたって、私が最も良いと考える投資法をご紹介したいと思います。

何も考えずにインデックス投資

株式投資の世界では、アクティブ投資とインデックス投資の2つが基本的な投資戦略として語られます。

「アクティブ投資」というのは、どの株に投資すれば儲かりそうかという事を分析・予測して、選択した個別銘柄に投資していくスタイルです。

これに対して「インデックス投資」というのは、日経225やTOPIXのような株価指数に連動するように投資を行うスタイルです。実際には、こうした指数に連動する投資信託やETFを購入する形で投資を行います。

インデックス投資の場合、理屈としては株式市場全体に投資しているような効果が得られます。

最近では、名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」の影響もあり、インデックス投資を行う投資家が増えてきたように思います。

この本の内容をひどく乱暴に説明すると、個別銘柄を分析したって値動きなんかプロにだって分からないんだから、株式市場全体に投資するインデックス投資の方が良いよ、という内容が書かれています。

実際、世の中のファンドにおいても、長期的にインデックスに勝てるファンドがわずかしかないという事実がこの主張の説得力を裏付けています。

分散効果

インデックス投資の利点のひとつに、指数に連動することから実質的に多数の銘柄に広く投資していることになるため、リスク面での分散効果が得られることがあります。

特定の会社の株だと、その会社が倒産したときには株は紙切れになってしまいます。しかし、インデックスなら流石に価値がゼロになるほど暴落することは無いんですね。

そういう意味で、リスク(値下がり)の幅が個別株投資に比べて限定されていると言うことができます。

その分、急激な値上がりによって一夜にして億万長者、というような夢は無いんですけどね。

シンプルにして機械的

インデックス投資は、投資対象が株式市場全体になるので、対象銘柄を分析して選ぶという工程はありません。

インデックス投資を行うと決めた時点で、何に投資するかはほとんど決まってしまうのです。

そういう意味では、どの株が上がりそうかを分析したり、銘柄を選んだりするような楽しさはありませんね。

しかし、そうした属人的な選好性が介入する余地があまりないからこそ、かえってシステマチックに首尾一貫した投資ができるのも利点と言えるのです。

何も考える必要がないので、「楽しく」はないですが「楽(ラク)」なのです。

手数料が安い

投資信託やETFはファンドによる運用が行われているため、手数料がかかります。

この点、インデックスファンドは、上記の通りシンプルで機械的な運用しかしませんから、通常のファンドに比べて格段に手数料が安い傾向にあります。

ファンドの手数料は、投資利回りに直接的に影響を及ぼす要因です。したがって、わずかな料率の差であっても軽視してはならないのです。

長期で地道な資産運用

インデックス投資は基本的に地道な投資戦略です。

もちろん、アベノミクスのような経済イベントがあれば価格が大幅に上昇するような可能性もあるにはあるのですが、それでも数年程度では資産を築くことはできません。

長期スパンで経済全体の成長に期待し、この経済成長の恩恵を受けようというのがインデックス投資の基本スタンスなのです。

毎年数パーセントの期待利回りを複利で運用することで、最終的には数十年後にまとまった資産を形成することがここでの目標となります。

具体的な投資商品

以下、私が現在、実際に投資している投資商品をご紹介いたします。

たわらノーロードファンド

私が現在積み立てているのは、たわらノーロードファンドという投資信託です。

http://www.diam.co.jp/fund/tawara/

いくつかシリーズがありますが、私が購入しているのは以下の3つです。

  1. たわらノーロード TOPIX
  2. たわらノーロード 先進国株式
  3. たわらノーロード 新興国株式

TOPIXは、日本の東証1部上場銘柄の時価総額に連動する指数です。ですから、このTOPIX連動の投資信託に投資をするということは、日本の有力企業全体に投資をするのに近い意味合いがあるのですね。

同様に、たわら先進国株式は、先進国(日本を除く)の株式市場全体に連動するインデックスファンドです。また、同様にたわら新興国株式は、新興国の株式市場の値動きに連動します。

つまり、この3つに投資をするということは、すなわち全世界の株式市場に広く投資しているのと近い意味を持つわけですね。

日本経済だけだともしかしたら将来不安かもしれませんが、世界経済全体は長期的にみれば成長を続けると私は思っています。

そのため、こうした全世界をカバーするインデックスファンドを組み合わせることで、長期的な世界経済の成長の恩恵を受けたいと思っています。

ちなみに、日本市場と先進国市場と新興国市場とでは、時価総額はだいたい1:8:1くらいの割合のようですので、私もこれらのファンドを1:8:1の割合で保有しています。

こうした投資信託を、基本的には一度買ったら数十年スパンで持ち続ける前提で積み立てていくのが、一般投資家にとっては最も低リスクで負担も少なく、成果を上げやすい投資法であると思っています。